七月の道端に咲く白い花 蔓紫陽花とノリウツギ

自然

七月。蔓紫陽花ツルアジサイとノリウツギが見頃を迎えます。
どちらもガクアジサイに似た形の白い花を咲かせる、紫陽花アジサイの仲間。

蔓紫陽花

北海道、本州、四国、九州に分布し、山野の湿った場所に自生。道端、林の中を見渡すと、大きな樹にからみながら蔓をのばし白い花を付けた蔓紫陽花を見ることが出来ます。

湿潤環境を好む性質はアジサイと同じ。蒸し暑い季節に爽やかな姿で道端を飾ります。樹をつたい大きく成長したものは、樹上10m20mまでにも花を咲かせるので、一つ一つの花は可憐ですがダイナミックな景色をみせてくれます。

ノリウツギ

ノリウツギは、樹高2~3mになる落葉広葉樹。白やピンクの円錐型の花を咲かせる紫陽花で知られるノリウツギ。その原種がこのノリウツギ、サビタとも呼ばれます。樹皮は和紙を作る際の糊になるものだそうで、北海道でも昭和初期頃まで樹皮を採取し出荷していたと聞きます。

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