ガーデンを巡ると見掛ける
素敵な大型の宿根草。
あの花は何と言う花だったのだろう・・・。名前が判らないと苗を探すのは難しいもの。
よく見かける“黄色い花を咲かせる大型の宿根草”をpickupしてみました。どれも育てやすくガーデニング初心者にも向く花です。
リグラリア
▼リグラリア(ミッドナイト・レディ)▼
草丈80~100㎝になる大型のリグラリア。耐寒性宿根草。株幅も50~80㎝前後と大き目。夏に黄色い花を咲かせます。花の無い時期も、ブロンズ色の茎や葉裏をアクセントにした葉・株を楽しめます。
半日陰向き。
▼リグラリア(ザ・ロケット)▼
草丈150㎝前後になるリグラリア。濃紫色の茎に黄色い花を咲かせる。
半日陰向き。
リグラリアは葉が大きく茂るので、一株でも形に成ります。
ヘリオプシス
▼ヘリオプシス(サマーナイト)▼
草丈1.2m前後の耐寒性宿根草。暑さにも強い夏の花。株幅40~60㎝と大きく茂り、黒い茎に6㎝程の黄色い花をつける。
日向向き。
▼ヘリオプシス(バーニングハーツ、ブリーディングハーツなどのMIX)▼
バーニングハーツ、ブリーディングハーツの株姿は、サマーナイトとほぼ同じ。花の中心部に赤みを持つバーニングハーツ。ブリーディングハーツは、ブロンズ色の葉を持ち、オレンジ色の花を咲かせるタイプのヘリオプシス。
近くに植えると、こぼれ種からの株はMIXした姿になります。良く増えます。
※こぼれ種からの花は、中心に赤みのあるものになりやすいので、サマーナイトの親株は株分けなどをしながら保護した方が良さそうです。
大型ですが、地植えの他に、大きな鉢(Φ60~80㎝)などに植えてある姿も映える様です。
▼ヘリオプシス(バーニングハーツの咲き終わり)▼
ヘレニウム
▼ヘレニウム(エルドラド)▼
草丈80㎝、株幅50㎝前後になる耐寒性宿根草。花期は7月~9月と長く、次から次へと花を咲かせます。ヘレニウムの中では花輪も5㎝と大き目。ダンゴギクの異名を持つヘレニウムらしいまん丸いシベ部を持ちます。切り花やドライフラワーにも向きます。
日向向き。
フェンネル
草丈150~200㎝前後になる。耐寒性宿根草。フェンネルには様々な種類があり、こちらはスイートフェンネル。巨大といっていいサイズになるので、庭に植える場合は背景になるように植えた方が良さそうです。
甘い香りとほのかな苦みを持つハーブで、魚料理との相性が良いと言われています。葉はサラダやスープに。種はお菓子にも利用されます。
よく似た花に“ディル”というハーブもあります。
エキナセア
▼エキナセア(パラドクサ)▼
草丈80㎝、株幅50㎝前後。耐寒性宿根草。エキナセアの中では大型。枝分かれずに伸びる80㎝の茎に花を一つ咲かせる姿は、ガーデンで存在感を放ちます。
日向向き。
アキレア
▼アキレア(ゴールド・プレイト)▼
様々な色やサイズのあるアキレアの中でも、こちらは草丈120㎝になる大型のもの。株幅は45㎝。大きくしっかりとした密な花を咲かせます。
こちらは種が流通しています。耐寒性宿根草ですが、こぼれ種でも増えるアキレア、種から育ててみるのも面白い株です。
日向向き。
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